電通国際情報サービス、WebDAV準拠のファイル管理システムを発売

電通国際情報サービスは、米Xythosが開発したWebDAV準拠のファイル管理システム「Xythos WebFile」の販売を開始した。

» 2005年02月28日 21時02分 公開
[ITmedia]

 電通国際情報サービス(ISID)は2月28日より、アシストマイクロと提携し、米Xythos Softwareが開発したWebDAV準拠のファイル管理システム「Xythos WebFile」の販売を開始した。

 Xythos WebFileは、サーバプラットフォームの「Xythos WebFile Server」とクライアントソフトの「Xythos WebFile Client」から構成されている。HTTPの拡張プロトコルであるWebDAVに完全準拠しており、Webブラウザ上からディレクトリの作成やファイルのコピーといった操作を行えるほか、Xythos WebFile Client経由でWebDAV非対応クライアントソフトとの連携が可能だ。

 特徴は、LDAPやActive Directoryといったディレクトリサービスと連携してのユーザー認証およびアクセス制御が可能なこと。社内外で情報を共有しながら、権限外のユーザーへの情報流出を防ぐことができる。また、サーバ側でファイルを一括管理するため、電子メールにファイル本体を添付する形での運用が不要になる。

 これらは結果として、ファイルサーバの容量削減やメールサーバの負荷軽減、クライアント側のディスク容量の節減にもつながるという。

 Xythos WebFileはWindows、Mac OSのほかLinux、UNIXに対応しており、価格は250ユーザーライセンス込みの「スターターパックA」の場合で450万円から。ISIDは製品本体だけでなく導入コンサルテーション/支援、検索エンジンやウイルス対策製品との連携といったカスタマイズも提供していく。

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