米Six Apart、MTをAdobeの「GoLive CS2」と連携

米Six Apartは現地時間4月5日、米Adobeとの共同開発によるWeb構築ソフトの新版「GoLive CS2」へ、Movable TypeとTypePadの機能連携を発表した。

» 2005年04月06日 21時22分 公開
[ITmedia]

 米Six Apartは現地時間4月5日、米Adobeとの共同開発によってWebサイト構築ソフトの新版「GoLive CS2」に、サーバサイドBlogツール「Movable Type」と「TypePad」機能連携を発表した。

 GoLive CS2を使うWebデザイナーは、今回の統合によって容易にBlogテンプレート作成ができるようになる。また、米Adobeは同日、GoLive CS2 Webサイト構築ソフトウェアを含む、創造的な専門家向けのデザイン環境「Adobe Creative Suite 2 Premium EditionR」を同時に発表している。

 米Adobeのモバイルおよびパーベイシブ・パブリッシング担当上級プロダクトマネージャーであるジョージ・アリオラ氏は「Blogは主要なコミュニケーションの1つとなり、企業ではWebサイトにBlogを含む必要性がさらに増している」と語り、「当社のWebサイト構築ソフトウェアにBlogをサポートする最高のツールを組み込んでいることを証明するために、米Six Apart製品を採用した」と強調している。

 両社の共同開発により、Webデザイナー向けにTypePadとMovable Typeテンプレートの作成を実現するツールパレットがGoLive CS2に組み込まれ、効率的なツールを使用してBlogやWebサイトの作成が可能となった。さらに、このツールパレットはモバイル対応のBlogもサポートするように設計されており、ケータイからBlogに記事や写真を掲載することが可能になる。

 日本版における対応は明示されていないが、Webサイト構築ソフトとBlogツールが統合することにより、Blogがますます一般化していくことは間違いない。

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