OASISは、特許料無料で利用できるXMLベースのファイル形式「OpenDocument」を標準に認定した。
標準化団体のOASISは5月23日、Open Document Format for Office Applications(OpenDocument) v1.0をOASIS標準として認定したと発表した。
OpenDocumentは特許料無料で利用できるXMLベースのファイル形式。テキスト、表計算、チャート、グラフィカル文書に必要な機能を網羅している。XMLが必ずしもオープンであるとは限らないが、OpenDocumentでは事務用アプリ向けの真にオープンなファイル形式が保証されると、RedMonkの主席アナリスト、ジェームズ・ガバナー氏は解説している。
ベンダーからはIBM、Sun MicrosystemsがOpenDocumentの支持を表明。OpenOffice.orgプロジェクトを基盤として開発されたSunの事務用スイート「StarOffice 8」では、OpenDocumentをデフォルトのファイル形式として利用している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.