OpenDocumentをOASIS標準に認定

OASISは、特許料無料で利用できるXMLベースのファイル形式「OpenDocument」を標準に認定した。

» 2005年05月24日 08時06分 公開
[ITmedia]

 標準化団体のOASISは5月23日、Open Document Format for Office Applications(OpenDocument) v1.0をOASIS標準として認定したと発表した。

 OpenDocumentは特許料無料で利用できるXMLベースのファイル形式。テキスト、表計算、チャート、グラフィカル文書に必要な機能を網羅している。XMLが必ずしもオープンであるとは限らないが、OpenDocumentでは事務用アプリ向けの真にオープンなファイル形式が保証されると、RedMonkの主席アナリスト、ジェームズ・ガバナー氏は解説している。

 ベンダーからはIBM、Sun MicrosystemsがOpenDocumentの支持を表明。OpenOffice.orgプロジェクトを基盤として開発されたSunの事務用スイート「StarOffice 8」では、OpenDocumentをデフォルトのファイル形式として利用している。

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