マイクロソフトの「VBマイグレーションパートナー」に、SIerとして新日鉄ソリューションズが参加

VBアプリケーションの .NET移行を促進するマイクロソフトの支援施策のパートナーとして、新日鉄ソリューションズが参加することが発表された。

» 2005年06月08日 16時49分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトは6月7日、新日鉄ソリューションズが「VBマイグレーションパートナー」に参加し、顧客企業が旧バージョンのMicrosoft Visual Basicで開発した業務アプリケーションを .NET Frameworkベースの最新環境へ移行するための支援施策を強化することを発表した。

 「VB マイグレーション」は、企業の情報システム構築における .NET Framework採用を促進するため、VB 6.0以前の開発スキルおよび既存資産の .NET Framework ベースへの移行を支援する施策。旧VBアプリケーションをVB .NETに移行する技術情報を提供するほか、「VBマイグレーションパートナー」として参加するパートナー各社の技術情報、サービス情報を提供している。

 今回、新日鉄ソリューションズの「VBマイグレーションパートナー」参加により、現在参加ずみの3社のソフトウェア開発会社に加えて、システムインテグレーション分野での支援移行がさらに促進される見込み。

 新日鉄ソリューションズは、VBから .NET上のWebアプリケーションへの大規模な移行実績を持つ。同社は今回、VB 4.0/5.0/6.0で開発されたクライアント/サーバ型アプリケーションのコードを大きく変更することなくVisual Basic .NETに移行し、Webアプリケーションとして稼動させるためのアーキテクチャ変換フレームワーク「NSFineFactory」を開発、ASP.NETベースのWebアプリケーションへの移行を低コスト・高品質で提供するサービスを本格展開するという。

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