コムスクエアは、サーバやネットワークの監視ツール「PATROLCLARICE」を開発し、日立ハイテクノロジーズを通じて販売を開始した。
コムスクエアは、サーバやネットワークを監視し、障害発生やWeb改ざんなどの事態を検出する監視ツール「PATROLCLARICE」を開発し、日立ハイテクノロジーズを通じて販売を開始した。
PATROLCLARICEは、サーバの稼動状況やネットワークのトラフィックを監視し、あらかじめ定めた閾値を超えたり、トラフィックの急増などが合った場合に警告を発するツール。監視対象となるサーバなどに専用ソフトを導入する必要がない、エージェントレス型の製品で、手間をかけずに導入できる点が特徴という。
また、あらかじめユーザーが設定したコマンドやシェルを監視対象機器で実行し、その結果を監視するといったことも可能だ。これにより、少ない手間で柔軟な監視作業を実現できる。
PATROLCLARICEではさらに、Webサイトが改ざんされていないかどうかも確認できる。それもトップページだけでなく、そこからリンクが張られているページやフォーム入力操作についても監視を行えるという。
PATROLCLARICEはRed Hat系Linux上で動作し、WindowsやLinux、Solarisなどのプラットフォームごとに監視モジュールが用意されている。価格は、監視対象が5ポイントの場合で9万8000円から。
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