Microsoftは顧客からの要望により、SP1の自動更新を一時的にブロックするツールキットの提供を開始した。(IDG)
MicrosoftはWindows Server 2003 Service Pack 1(SP1)のアップデートを一時的に抑制するためのツールキットを6月21日、提供した。
このツールキットはAutomatic Updates、Windows Update、Microsoft UpdateによるSP1の配布を防止するもの。MicrosoftのWebサイトからダウンロードできる。
MicrosoftのDownload Centerによると、このツールキットは顧客からの要望により、SP1の自動更新を一時的にブロックするために提供しているという。
SP1は2005年7月26日からAutomatic UpdateによりWindows Server 2003のシステムを自動更新していく。しかし、このブロックツールを用いれば、その機能を一時的に抑制することが可能だ。Windows UpdateとMicrosoft Updateによる更新も抑制される。ただし、2006年3月30日以降はWindows Server 2003の全サーバにSP1が適用されるという。
Microsoftが3月に出荷したSP1はWindows Server 2003向けに多数のセキュリティ強化を施しており、セキュリティ設定ウィザードやファイアウォールが改善されている。
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