各種設定も同時にコピー、日揮情報ソフトウェアがWindowsサーバ移行ツールを発売

日揮情報ソフトウェアは、Windowsサーバのマイグレーションツール「Secure Copy Ver.4.0」などの販売を開始した。

» 2005年08月23日 17時00分 公開
[ITmedia]

 日揮情報ソフトウェアは8月23日より、ファイルやフォルダのコピーだけでなく各種設定についてもコピーを行えるWindowsサーバのマイグレーションツール「Secure Copy Ver.4.0」とファイル/フォルダ設定管理ツール「Security Explorer Ver.4.8」の販売を開始した。

 Secure CopyとSecurity Explorerは、米ScriptLogicが開発したWindowサーバ用のマイグレーションツールだ。

 Secure Copyは、Windowサーバどうし、あるいはNASやSAN間の移行作業において、ファイルやフォルダのデータコピーを自動的に行うだけでなく、ファイル属性やNTFSセキュリティ設定、共有に関する設定や関連するローカルユーザー/ユーザーグループまでも同時にコピーすることができる。ロックされておりコピーを完了できなかったファイルについては、ロックが解除されるのを待って自動的にコピーを再試行する機能も備えている。これにより、サーバ以降の際の手間と時間を大幅に省くことができるという。

 またSecurity Explorerでは、ファイルやフォルダに対するNTFSのアクセス権限やレジストリキー、ファイル共有やセキュリティに関する設定を一元的に管理し、確認することができる。ファイルやフォルダのセキュリティ設定をMicrosoft Access/Excelにエクスポートすることも可能だ。

 価格は、Secure Copyが11万2000円から、Security Explorerは5万9000円から。両製品をセットにした「Migration Solution Pack」は、5サーバ分のライセンスで49万円から。対応プラットフォームはWindows NTのほかWindows 2000/XP、Windows Server 2003で、9月7日より出荷を開始する。

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