キヤノンソフト、安全なコンテンツ管理システム実現に向けドキュメンタムと協業

キヤノンソフトと日本ドキュメンタムは、企業向けのECM(エンタープライズ・コンテンツ管理)ソリューション分野で協業を結んだ。

» 2005年08月30日 18時26分 公開
[ITmedia]

 キヤノンソフトと日本ドキュメンタムは8月30日、ECM(エンタープライズ・コンテンツ管理)ソリューション分野で協業を結び、企業向けの安全なコンテンツ管理システムを提供していくことを発表した。

 キヤノンソフトはこれまで、複合機やスキャナといったキヤノン製機器向けのソフトウェア開発で得たノウハウをベースに、ドキュメントソリューションを展開。同時に、EAIや電子帳票システムといったアプリケーション分野でもシステム開発を行ってきた。

 一方、EMCの子会社である日本ドキュメンタムは、電子署名やタイムスタンプ、監査証跡管理、履歴管理、コンテンツ暗号化保存、アクセス制御といったセキュリティ機能を備えたコンテンツ管理ソリューションを開発、提供している。

 キヤノンソフトは、自社のノウハウに日本ドキュメンタムの製品を組み合わせることで、ドキュメントの作成から活用、保管、廃棄にいたるまでをカバーした情報ライフサイクル管理(ILM)を実現するECMソリューションを開発。製造や流通、金融、保険業界などを中心に販売していく。2005年までに10社のECMソリューション開発を目指すという。

 なお日本ドキュメンタムは、8月31日、9月1日に開催される「Content Management Forum2005」において、キヤノンソフトとのコラボレーション・ソリューションを展示する予定だ。

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