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» 2005年09月09日 16時46分 公開

ソフトバンク・テクノロジー、スタジオアリスにデジタルコンテンツ管理システムを導入

[ITmedia]

 ソフトバンク・テクノロジーは9月9日、国内最大手のこども写真館を全国展開しているスタジオアリスと、画像データの編集加工、デジタル化に伴うソリューションを企画提案するアリスデジタルソリューションセンターに、統合的なデジタルコンテンツ管理システム(DCMS)を導入したことを明らかにした。

 5月31日からスタジオアリス「東北地区1号店」がアリスデジタルソリューションセンターとオンライン接続され、DCMSが本稼動を開始している。今後、全国313店舗と、今後の新規出店店舗において、アリスデジタルソリューションセンターをデジタルオンライン接続し、DCMSによるデジタル写真画像データの統合管理を実現される予定としている。

 スタジオアリスは従来、全国の店舗で撮影した顧客の写真をフィルムの形で外注ラボ(現像所)へ運搬し、そこで現像、加工したものを各店舗(チェーン店)へ再度運搬して、顧客の手元に届けていた。移動作業は運搬会社に依頼する。

 だが、この方法では、顧客に写真を渡すまでに約3週間かかり、また、現像・加工過程でのコスト負担が大きくなることも問題視されていたという。

 そこで、これらの問題を解決し、写真のデジタル化によるサービス向上を実現するために、今回ソフトバンク・テクノロジーがDCMSを設計、導入にいたった。

 DCMSは、アリスデジタルソリューションセンター側でのデジタル写真画像データのマネージメントシステム、伝送システム、作業工程管理システムを統合したシステムとなっている。

 同システムの稼動により、デジタル写真画像データをインターネット上で送受信し、納期の短縮や運搬など、各種コストの大幅な削減が可能になった。また、全国のスタジオアリス店舗からアリスデジタルソリューションセンターに同時に送られてくる大容量のデジタル写真画像データの一元管理、高速な画像検索、厳密な工程管理、出荷管理、検収・請求管理などが実現した。

 特に、データ情報漏洩など、各企業におけるセキュリティに対する意識の高まりの中で、顧客の個人情報である写真データを安全に取り扱うためのセキュアなシステムで構成したとしている。

 送受信されるデジタル写真画像データは、リアルタイムに暗号化、復号化され、専用線やIP-VPN、Internet-VPNといった高価な回線や機材に頼らない安価な運用を可能としている。この暗号化伝送システムには、カオスウェアの暗号アルゴリズム「VSC」をベースにソフトバンクテクノロジーとケー・ティー・システムが共同開発した暗号化伝送ソフトウェアが採用されている。

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