デジベリーは、アンチウイルスソフトのチェックも可能な資産管理ソフトの新バージョン「Asset Tracker 5.1」の販売を開始した。
デジベリーは9月13日、社内のハードウェア/ソフトウェアなどのインベントリ情報を収集、管理する資産管理ソフトの新バージョン「Asset Tracker 5.1」の販売を開始した。
Asset Trackerは、ネットワークに接続されたPCの構成やBIOS、ネットワーク設定、搭載されているソフトウェアなどの情報を収集し、一元的に管理するシステム。管理可能な項目は250項目以上に上り、収集した情報は14種類のレポートテンプレートを用いてレポートに出力したり、CSVやExcel形式でエクスポートできる。
特徴は、情報収集用の専用ツールをインストールする必要のない、エージェントレス形式であること。別売りのサーバ監視ソフト「Alchemy Eye」と連携してサーバの稼動監視を行うことも可能だ。
新バージョンでは、セキュリティ対策を支援すべくアンチウイルスソフトの有無を確認できるようになったほか、Microsoft Outlookのメールアカウント設定やWindowsのプロダクト詳細情報といった項目を収集できるようになった。また、収集した情報を部署別にツリー表示する機能も加わっている。
Asset TrackerはWindows 2000/XP/Server 2003に対応しており、価格は9万8000円から。バージョン5.1からは、将来のバージョンアップコストを無償とする無償バージョンアップライセンスが採用されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.