NST-Japan、主なRDBMSに対応したDBアクセス監視ソフトの新版を発売

NST-Japanは、韓国のWare Valleyが開発したデータベースアクセス監視ソフトの新バージョン、「Chakra V3.0」の国内販売を開始した。

» 2005年09月13日 20時54分 公開
[ITmedia]

 ネットワークセキュリティテクノロジージャパン(NST-Japan)は、韓国のWare Valleyが開発したデータベースアクセス監視ソフト、「Chakra V3.0」の国内販売を開始した。

 Chakraは、データベースサーバに対する操作をリアルタイムに監視し、権限を持たないユーザーによる不正な操作や、たとえ正当なユーザーであっても指定した時間外の操作などを発見すると、それを遮断することで、データベース内の情報を保護するソフトウェア。データベースに専用エージェントをインストールする必要がなく、ネットワークにも負荷をかけることなく監視を行える点が特徴だ。

 データベースに対する個々のSQL文の内容を解析し、どんなクエリが投げられ、どういった結果が返されたかといった情報を記録することも可能だ。また、使用しているアプリケーションや検索結果の行数、検索の応答時間などを監視の基準として、疑わしいアクセスを抽出することもできる。

 新バージョンでは、これまでサポートしてきたOracleに加え、IBM DB2、Microsoft SQL ServerおよびSybaseを監視できるようになった。また、TelentやFTPといったリモートアクセスについてもモニタリングし、必要に応じてアラートを上げる機能が追加された。

 Chakra V3.0の対応プラットフォームはWindowsおよびLinuxで、価格は300万円から。11月初旬より出荷を開始する。

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