PCの資産管理やサポート業務を肩代わり、デルが中堅企業向けサービスを追加

デルは9月20日、クライアントPCの導入やヘルプデスクを肩代わりする運用支援サービス「デル・マネージド・サービス」(DMS)に中堅/中小企業向けのメニューを追加した。

» 2005年09月20日 18時27分 公開
[ITmedia]

 デルは9月20日、顧客企業におけるクライアントPCの導入やヘルプデスクを肩代わりする運用支援サービス「デル・マネージド・サービス」(DMS)のメニューを拡充し、新たに中堅/中小企業向けのパッケージメニュー「DMS Light」を追加した。

 DMSは、クライアントPCの設置/ソフトウェアのインストール代行や資産管理、障害発生時の問い合わせ対応を行うヘルプデスクやオンサイト保守サポートなどを代行し、TCOの削減とクライアントPCの効率的な運用を支援するサービス。企業の要望に応じてメニューの選択が可能なこと、デル製だけでなく他ベンダーの製品/周辺機器のサポート業務にも対応することが特徴だ。

 新メニューのDMS Lightは、DMSの全メニューの中から中堅/中小企業向けのサービスを切り出し、パッケージ化したもの。障害時の問い合せ窓口の役割を担う「ヘルプデスクサービス」、PC資産データの登録と新設、撤去などの変更に応じて機器情報のトラッキングを行う「資産管理サービス」、顧客サイトで障害の切り分けを行う「デスクサイド・サポート サービス」の3つのサービスが提供される。

 価格は1台当たり月額1575円。デルでは同サービスにより、より高品質なサービスを受けながらTCOを削減できるとしている。

 デルは同時に、同社製品の新規購入を行う顧客を対象としたPC買取プログラム「DMS PC Buyback Program」も開始している。専任プロジェクトチームによるヒアリングを実施したうえで、対象機器の選定と買い取り価格の提示、引き取りまでを実施するサービスで、PCのメーカーは問わない。買い取り後のPCは、動作確認を実施し、HDDないのデータを完全消去した上で中古品として販売されるという。買い取り価格は個別見積もり。

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