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» 2005年09月30日 16時07分 公開

Gnumeric――第3の表計算

Microsoft Officeの代替としてはOpenOffice.orgが有名だが、ここではGNOMEデスクトップ向けのスプレッドシート・ソフトウェアを紹介しよう。PerlやPythonでプラグインを作成できるのもすばらしい。

[中津川篤司,ITmedia]

 さまざまな議論はあるが、Excelは非常に便利である。ビジネスの場ならずとも表計算や、一覧の管理が必要になる場面は多い。しかし、少し気になる点もある。

 それがマクロだ。多少複雑な処理を行おうとすると、マクロで骨組みを作成後にVBAを編集することになる。これがスパゲティになりやすく(職業プログラマーの人でなくとも作れるからだろうが)、管理しづらいといった問題点がある。

 ここで紹介するオープンソース・ソフトウェアはGnumeric、GNOMEデスクトップ向けのスプレッドシート・ソフトウェアだ。GPLで提供されている。

Gnumeric Gnumeric

 Microsoft Officeの代替としてはOpenOffice.orgが有名だが、それとはまた異なるソフトウェアだ。Officeスイートではなく、スプレッドシートのみの提供となる。

 もちろん、Excel形式の読み込みや書き出しにも対応しているほか、OpenOffice形式も扱うことができる。また、他の形式を含めて相互変換をコマンドラインで行うこともできる。

 面白いのは、自分でプラグインを作成できるのだが、それがPerlやPythonで記述できる点だ。既存の優れた言語を扱えるのはオープンソースらしい利点と言える。

 最新のリリースではWindows版もあり、かつ標準で日本語されているなど、導入しやすくなっている。ただし互換性の部分ではまだ問題点は残っていそうだ。OpenOffice同様、今後のさらなる発展に期待したい。

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