HOWSは10月11日、Ajaxを用いたWebアプリケーション開発ツール「AjaxBuilder」(開発コードネーム)を発表した。
HOWS(ハウズ)は10月11日、Ajaxを用いたWebアプリケーション開発ツール「AjaxBuilder」(開発コードネーム)を発表した。
Ajax(Asynchronous JavaScript+XML)とは、名称のとおりJavaScriptとXML通信(XMLHttpRequest)を組み合わせてWebアプリケーションを構築する技法のこと。サーバ側に手を加えることなく、柔軟かつ動的なユーザーインタフェースを生成できる点が特徴で、「Google Maps」などでも採用されている。
HOWSのAjaxBuildはこのAjaxを用いたツールで、サーバとの非同期通信機能を有効活用し、表現力豊かなユーザーインタフェースを動的に生成できる。たとえば、ページ全体を再表示させることなく画面の一部やデータの更新を行うようなWebアプリケーションを容易に構築できるほか、プラグインを追加することなくスライドショーや動画などを描画することも可能という。また、機能ごとの追加、拡張も容易ということだ。
HOWSはまず11月より、地図検索サービスを提供する企業を中心に、「AjaxBuilder」およびカスタマイズ/ソリューション提供を開始する。また、製品への組み込みやOEM販売も展開するほか、年内に個人向けに簡易版の「AjaxBuilder Lite」のダウンロード販売を開始する計画だ。
同社では今後1年間で、企業向けに10件の受注、2億円の売り上げを目指すという。
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