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» 2005年10月14日 21時27分 公開

多様なXMLを操るユーザーツール、xfyが10月末に提供開始へ

ジャストシステムはいよいよ10月末より、開発を進めてきた統合XMLアプリケーション開発・実行環境「xfy BASIC Edition 1.0」の提供を開始する。

[三木泉,@IT]

 ジャストシステムは、同社が開発を進めてきた統合XMLアプリケーション開発・実行環境「xfy BASIC Edition 1.0」の正式な提供を10月末に開始する。同社が10月19日に東京で開催するプライベートイベント、「JustMeet 2006 Tokyo」が、事実上の一般企業ユーザーに対する正式なお披露目の場となりそうだ。

 xfy BASIC Edition 1.0は、今年6月下旬の米サンフランシスコにおけるJavaOneで発表され、これと同時にβ版が提供開始されていた。ジャストシステムはxfy製品群について、XMLの先駆的ユーザーが多い欧米が立ち上げ期の重要な市場であると認識。昨年末以来、海外で活発なマーケティング活動を展開している。

浮川社長 「xfy BASIC Edition」はXMLの頂点にいる人々から高く評価されていると語る浮川社長

 9月下旬には米サンフランシスコのOracle OpenWorldに「最後の出展社」(浮川和宣社長)として出展、xfy BASIC Editionにエンドユーザーへのコンポーネント配信の仕組みなどを追加した企業向けソリューションの開発意向表明も行った。

 xfyは、エンドユーザーが自分のデスクトップ上で多様なXML文書を変換することなくそのままの形で表示・編集したり、1つの画面上で異なるXML同士をネストしたり、これらの情報を統合して分析したりするためのツール。新しいXMLが登場しても、そのスキーマに対応するコンポーネントを開発し、追加するだけでいいので、事実上あらゆるXMLに対応可能だ。多様なXMLをデスクトップで自在に操作できることで、これまでの企業におけるクライアントアプリケーションの限界を打破することができる。

 浮川初子専務は、「XMLの最先端を行っている人たちが評価してくれているのがいまの段階で、企業ユーザーに理解してもらうのはまだこれから。しかしXMLは、今後50年は続く重要な技術だと思う。xfyには、これまで(一太郎などで)鍛えられてきたユーザー・インタフェースのノウハウを生かすことができる」といい、OfficeにおけるXML化を進めるマイクロソフトについても、「おそらくxfyのようなソフトは、マイクロソフトにとって作るメリットがあまりないはず」と、標準をベースに中立的な情報の媒介者となれるxfyの立ち位置を強調した。

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