オーク情報システムは10月17日、ネットワークを流れる通信データをすべて記録、保存するセキュリティ製品の新バージョン、「NetEvidence Ver.2.0」を発表した。
オーク情報システムは10月17日、ネットワークを流れる通信データをすべて記録、保存することで不正行為の抑止を図るセキュリティ製品の新バージョン、「NetEvidence Ver.2.0」を発表した。
NetEvidenceは、ネットワークで交わされる外部との通信データをすべて記録することにより、情報漏えいなどの不正行為の抑止を図るとともに、万一事故などが発生した際の原因追求を支援するネットワークフォレンジック製品。誰が、いつ、どんなWebページにアクセスしたか、どんなメールをやり取りしたかまでを把握できる。
新バージョンでは、既存のユーザーからのリクエストを反映してユーザーインタフェースの改良が図られた。また、データをより多く記録できるよう、サーバ本体のディスク容量を1.2TBに拡張するとともに、バックアップ装置としてAIT3/LTO2に加えLOT3にも対応した。
NetEvidenceには、50ユーザー程度の小規模オフィスを対象とした「NetEvidence for Small Office」から、5000ユーザー以上のシステムに対応できるものまで、40種類以上のラインアップが用意されている。価格は220万円から1000万円。
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