端末認証機能も備えたSSL VPNアプライアンス、沖電気子会社が発売

沖電気ネットワークインテグレーションは、トーメンサイバービジネス、エヌ・エス・アイとともに開発した端末認証機能を備えたSSL VPNアプライアンス製品「BOUTシリーズ」を発表した。

» 2005年10月21日 15時55分 公開
[ITmedia]

 沖電気ネットワークインテグレーション(OKINET)は、トーメンサイバービジネス、エヌ・エス・アイとともに端末認証機能を備えたSSL VPNアプライアンス製品「BOUTシリーズ」を開発し、10月24日より販売を開始する。

 BOUTシリーズは、SSLを用いて自宅や出張先などから企業システムへの安全なリモートアクセスを実現するSSL VPN製品。トーメンサーバービジネスのSSL VPNソフトウェア「NeoAccel SSL VPN-Plus」に、NSIが開発した端末認証ソフトウェア「RegistGate」を連携させた一体型のアプライアンスサーバだ。

 特徴は、RegistGateによる端末認証機能を実装していること。不特定多数が利用するインターネットカフェやキオスクなどからの接続を禁止し、あらかじめ登録された正規ユーザーの端末からのみアクセスを許可する。またその際、PC上で動作しているアプリケーションをチェックし、P2Pファイル共有ソフトウェアなどリスクの高いソフトウェアが起動した場合は接続を切断することも可能だ。

 BOUTシリーズの価格は262万5000円から。今後1年間で100セットの販売を見込むという。

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