Extremeの機器とNOSiDEが連携、検疫ソリューションを共同開発

エクストリーム ネットワークスとNTTデータ先端技術、東京エレクトロンは「エンタプライズVLAN検疫ソリューション」の共同開発に関して合意を結んだ。

» 2005年10月24日 23時54分 公開
[ITmedia]

 エクストリーム ネットワークスとNTTデータ先端技術、東京エレクトロンの3社は10月24日、共同で「エンタプライズVLAN検疫ソリューション」を開発することで合意を結んだ。

 3社はこれまでも検疫ネットワークシステムを提供してきたが、エクストリームのネットワーク機器向けOS「ExtremeWare XOS」が提供する「ユーザー単位認証+エンタプライズVLAN(Multiple-Supplicant + Dynamic VLAN)」機能とNTTデータ先端技術のセキュリティ管理ツール「NOSiDE Inventory Sub System」を連携させることで、ユーザー単位でのよりきめ細かな検疫と資産管理機能を実現するという。

 同ソリューションでは、まずユーザー単位で認証を行ったうえで、一時的に端末を検疫VLANに配置し、NOSiDE Inventory Sub System ポリシーチェックサーバによりOSのパッチ適用状況やウイルス対策ソフト、ファイアウォールソフトの設定などを検査。この診断結果に基づき適切なVLANを割り当てる。3社はこの仕組みにより、ネットワークエッジレベルでのセキュリティを強化できるとしている。

 エンタプライズVLAN検疫ソリューションは2006年上半期にリリースされる予定だ。NTTデータ先端技術ではこのシステムを通じて、今後3年間でNOSiDE Inventory Sub Systemの1万ライセンスの販売を目指す。

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