ITILに準拠した形でネットワーク機器を一元管理、ユニアデックスがソフト発売

ユニアデックスは、ITILに準拠した形でルータやスイッチなどのネットワーク機器の資産情報を管理する「OPSWARE NAS(Network Automation System)」の販売を開始した。

» 2005年11月07日 17時44分 公開
[ITmedia]

 ユニアデックスは11月9日より、ルータやスイッチ、ファイアウォール、負荷分散装置などのネットワーク機器の資産情報を管理する「OPSWARE NAS(Network Automation System)」の販売を開始した。

 OPSWARE NASは、米OPSWAREが開発したネットワーク機器向けの管理ソフトウェア。いつ、どこに、どのような機器が導入されたかを一元的に管理するほか、パッチの適用やOSのアップグレードを自動的に実施する。これらの作業が誰によって、いつ行われたかの履歴についても管理が可能だ。

 特徴は、IT運用管理のベストプラクティスであるITIL(IT Infrastructure Library)に準拠していること。管理者の手作業に頼っていた従来のやり方に比べて大幅な効率化が図れるとともに、ネットワーク基盤管理の「見通し」を立てやすくなるという。また米企業改革法(SOX法)に準拠した形でネットワーク機器の変更/更新作業管理を行えるため、近い将来日本でも制定が見込まれる日本版SOX法にも迅速な対応が期待できるという。

 OPSWARE NASの価格は管理するネットワーク機器の台数によって異なり、最小構成で414万円から。11月9日より販売を開始する。

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