IIJ、企業向けオンラインストレージサービスの機能を強化

IIJは12月1日より、企業向けのオンラインストレージサービス「IIJドキュメントエクスチェンジサービス」の機能を強化する。

» 2005年11月17日 22時59分 公開
[ITmedia]

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は11月17日、企業向けに提供しているオンラインストレージサービス「IIJドキュメントエクスチェンジサービス」をバージョンアップし、セキュリティ機能を強化することを発表した。

 IIJドキュメントエクスチェンジサービスは、IIJ側に置かれたストレージサーバを介して、企業の拠点や取引先と大容量のファイルを共有することのできるサービス。ファイルの送受信はWebブラウザのほかWebDAV経由でも行える。

 12月1日より提供される機能強化では、これまで提供されてきたSSL暗号化通信やユーザー単位の認証/アクセス制御機能に加え、ファイルのアップロード時に自動的にウイルスチェックを行う機能が追加される。また、アクセス制御も強化され、ユーザーグループ単位のコントロールが可能となるほか、「一般ユーザーにはワンタイムURLの発行権限のみ」という具合に、ユーザーごとに必要な権限だけを与えることが可能となる。

 また、グループやプロジェクト単位での作業を支援する機能として、ファイルの更新履歴を管理できるリビジョン管理機能も提供される。

 IIJドキュメントエクスチェンジサービスの料金は、50アカウント/1GBの基本料金は月額2万円、初期費用は4万円。同社は2006年2月末まで、新規顧客を対象に月額料金を無料とするキャンペーンも展開する。

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