ディアイティ、新5GHz帯対応のProxim製無線LANシステムを発売へ

ディアイティは12月より、総務省令改正による新5GHz帯に対応した米Proximの無線LANアクセスポイントと無線LANカードの販売を開始する。

» 2005年11月24日 17時52分 公開
[ITmedia]

 ディアイティは11月24日、米Proximが開発した無線LANアクセスポイント「ORiNOCO AP-4000 W52/W53」と無線LANカード「NET-G 802.11a/b/g Card」を12月より販売することを発表した。企業のほか医療機関や教育機関向けに販売していく。

 両製品とも、5月の総務省令改正による新しいIEEE802.11a(5GHz帯)、いわゆる「W52」「W53」の周波数帯に対応している点が特徴だ。この総務省令改正では、802.11aへの割り当て周波数を追加するとともに、世界各国との互換性を考慮し、中心周波数のシフトを行っている。また、新たに4つのチャンネルが追加された。

 ORiNOCO AP-4000 W52/W53はこの新しい5GHz帯に対応するとともに、国内の気象レーダーが用いる電波との干渉を防ぐため、動的周波数選択(DFS)機能を搭載した。価格は8万8800円。

 またNET-G 802.11a/b/g Cardは、新5GHz帯への対応とともに、802.1xベースの認証やWPA、WPA2(802.11i)といったセキュリティ標準をサポート。さらにサプリカントとして、EXERSの「XKeyPro」を採用することにより、ディアイティが12月1日より販売する認証アプライアンスサーバ「EXERS AS for SMB」と連携して、安全な無線LAN環境を容易に構築できるという。価格は1万2800円。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ