AOL、総合セキュリティスイートを立ち上げ

» 2005年12月05日 16時28分 公開
[ITmedia]

 米America Online(AOL)は12月2日、新しい会員向けセキュリティスイート「Safety and Security Center」を立ち上げた。

 このスイートはウイルス対策、スパイウェア対策、ファイアウォール、フィッシング対策などの自動オンラインセキュリティツールを1カ所にまとめている。さらにスパム対策、ペアレンタルコントロール、ポップアップコントロールなどほかのセキュリティ機能も提供する。AOL 8.0以上を使っているAOL会員はこれらスタンドアロン製品を追加料金なしでダウンロードできる。

 AOL Safety and Security Centerでは以下の機能が提供される。

  • McAfeeのウイルス対策。自動的にアップデートされ、ウイルス、トロイの木馬などのオンラインの脅威からユーザーを守る。
  • AOL Spyware Protection 2.0:CAの技術を採用したソフトで、2万8000種類以上のスパイウェアに対して4段階の防御を提供する。自動的にアップデートされる。
  • フィッシング対策:会員がAOLソフトかAOL Explorerブラウザを使っている場合に既知のフィッシングサイトへのアクセスを遮断する。
  • McAfeeのファイアウォール
  • ペアレンタルコントロール
  • AOL Money Alerts:クレジットカードの課金や銀行口座の取引が設定された限度を超えたときに警告を出す。
  • AOLの全セキュリティソフトの最新の状態を伝える統一コンソール
  • Network Magic経由のホームネットワーク監視

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