57%のブロガーがアフィリエイト経験者

アフィリエイトマーケティング協会の調査結果によると、アフィリエイト利用者の57%がブログでの利用をしていると答え、20代〜40代の女性では7割を超えていることも分かった。

» 2005年12月16日 18時05分 公開
[ITmedia]

 NPO法人アフィリエイトマーケティング協会は、業界として初の試みとなる「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2005年」を実施し、14日に調査結果を発表した。

 今回の調査は、利用者が急増中のアフィリエイトプログラムの実態および利用者の意識を中立的な立場で調査・公表することが目的。今後のアフィリエイトマーケティング業界の健全な発展と理解を促進、現状や課題を正しく把握してゆくとともに、将来のあるべき姿を模索して提唱していくことを目的としているという。

 調査は、2005年11月4日から23日までに実施されており、大日本印刷(DNP)の子会社マイポイント・ドット・コムの協力で、マイポイント会員約1万人を対象として実施。有効回答は1万825人、そのうちアフィリエイト利用者を対象としたアンケートは542人。アフィリエイトプログラムの認知度や利用状況、さらに実際の利用経験者を対象とした利用実態や満足度など全18項目について、インターネット上でのアンケートを行ったという。

 公表された結果によると、アフィリエイト・プログラムの認知度は64.3%、ここ1〜2年間で開始した人は88.6%であり、急増していることが数値としても分かる。一方、収入面では、月で1000円に満たない人が依然として多く、将来への期待を抱く人がいる一方、「期待したほどではない」と答える傾向もある。アフィリエイト創成期ならではの「期待と現実のギャップ」が存在する状況ともいえる。

 また、ブログでのアフィリエイト利用状況に関する設問では、アフィリエイト利用者を対象としたうちの過半数を越える57%が「ブログでアフィリエイトプログラムを利用している」と答えている。これを女性20〜40代の各世代で見ると、ブログでのアフィリエイト利用比率は7割を超えていることも分かった。アフィリエイトの普及がブログ人気とも密接な関りを持っていることが垣間見えている。

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