アスキーソリューションズとオムロンソフト、セキュリティソフトの販売で相互協力

アスキーソリューションズとオムロンソフトウェアは1月19日、それぞれのセキュリティソフトウェア「Desktop Scout」と「MDSec」を相互に販売する代理店契約を結んだ。

» 2006年01月19日 17時34分 公開
[ITmedia]

 アスキーソリューションズとオムロンソフトウェアは1月19日、それぞれのセキュリティソフトウェアを相互に販売する代理店契約を結んだ。双方の製品を組み合わせ、企業向けのセキュリティシステムとして販売していく。

 アスキーソリューションズでは、リモートからユーザーのPC画面を監視できるほか、キータッチやWebサイトへのアクセスといった操作履歴をログとして記録できるWindows向けのセキュリティソフトウェア「Desktop Scout」を販売している。

 一方オムロンソフトウェアは、トラフィックの暗号化と認証、不正アクセス防止を行うセキュリティソフト「MDSec」を開発、販売してきた。トランスポート層を暗号化する仕組みで、アプリケーションや経路途中の機器に影響されることなく、機密性の高い通信を行える点が特徴だ。

 両社はDesktop ScoutとMDSecを組み合わせて販売することで、PC端末レベルからネットワークまでをカバーするセキュリティ対策を実現し、情報の漏えいや盗聴を防ぐことができるとしている。

 価格は、Desktop Scoutが1エージェントの場合で8505円、ログの一元管理機能を備えたDesktop Scoutエンタープライズは1万920円(いずれもダウンロード版)。MDSecは1ライセンス当たり1万3000円。両社は、2006年度に1.5億円の売り上げを見込んでいる。

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