F5のWAN最適化機器、東陽テクニカが国内で販売

東陽テクニカは、F5ネットワークスと「WANJet」の代理店販売について契約を結んだ。WANJetはWAN回線上のアプリケーションパフォーマンスを向上させる製品。

» 2006年01月23日 15時14分 公開
[ITmedia]

 東陽テクニカは、F5ネットワークスのWAN最適化製品「WANJet」の国内販売に関して提携したことを発表した。東陽テクニカはF5とWANJetの一次代理店の契約を締結し、一連の製品群の販売を展開していく予定。

 WANJetは、ファイル転送やメール、データレプリケーションなどのアプリケーションのWAN経由でのTCP通信を最適化するソフトウェアベースのアプリケーションフロントエンド製品。大規模向けの「WANJet 400」、小規模拠点向けの「WANJet 200」といったアプライアンスとして提供されている。WANJet 400については、WAN回線上で最大622Mbpsのパフォーマンス向上を実現するという。価格は回線の帯域によるライセンス体系で、34万円(64Kbps)〜2999万円(622Mbps)。

 東陽テクニカではWANJetの開発会社である米Swan LabsのF5による2005年10月の買収前から、Swan社との間でWANJetの代理店販売契約の手続きを進めていた。WANJetがF5の製品となったことを受け、F5と一次代理店契約を結んだ。現時点で、WANJetの国内での取り扱い元は同社のみとなる。

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