プロトン、Visual Studio対応の電話自動応答アプリケーション開発ツールを発売

プロトンは、Visual Studioで利用できるCTIアプリケーション開発ツール「VBVoice5.3」を3月10日から発売する。

» 2006年03月06日 15時07分 公開
[ITmedia]

 プロトンは、カナダのPronexusが開発したCTI(Computer Telephony Integration)アプリケーション開発ツール「VBVoice5.3」を3月10日から発売する。

 VBVoiceは、電話の自動応答や音声録音、FAX送受信などの各種コントロールを備えたGUI開発ツール。各コントロールはVisual Studio .NETでも利用でき、コールセンターの構築を含めて全世界で5,000CTIサイト以上の応用実績を誇る。

 VBVoiceの特長は、音声通話フローをビジュアルに定義できる点。コンポーネントのアイコンを線で結んでプロパティを設定したり、イベントハンドラを記述するだけで、音声/FAX/スピーチ/メッセージングを統合したCTIのアプリケーションを開発できる。

 PBX機能としてACD機能やルーティング制御機能を提供、IPネットワーク上で音声を扱うVoIP標準仕様のH.323プロトコル対応により、高機能なPC-PBXを構築することが可能。最大386回線までサポートし、音声処理ボードを備えた大規模なCTIアプリケーション開発も実現できる。

 Visual Basicを開発プラットフォームとしており、VBVoiceのコンポーネントを貼り付けるだけでCTIプログラムが作成できるため、開発生産性の向上に寄与する。本バージョンでは、対応OSにWindows 2000のほかXP/Sever 2003を加え、開発環境としてVB 6.0のほかVisual Studio .NET/Visual Studio 2003をサポートする。

 価格は、VBVoice 5.3開発用ライセンスが248,000円、VBVoice 5.3ランタイムライセンスが58,000円(2回線)からとなっている。

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