Sybaseはデータインテグレーションとインタフェース管理製品を手掛けるドイツのSolondeを買収した。
米Sybaseは6月14日、データインテグレーションとインタフェース管理製品を手掛けるドイツの未公開企業、Solondeを買収したと発表した。
Sybaseによれば、SolondeのETL(extract, transform and load)ソリューションは導入が簡単で、ビジネスインテリジェントプロジェクトにかかる時間や経費、人手の削減が可能。最新設計のスケーラブルGRIDアーキテクチャで主要データベース、XML、Webサービス、SAP R/3などをすべてサポートしている。SolondeではSybaseにSAP認定インテグレーション技術も提供している。
同社のETL機能により、SybaseのIQ分析サーバとデータ管理システムのSybase Adaptive Server Enterprise(ASE)を補完し、Unwired Enterprise戦略の強化を図る。顧客企業ではこれにより、複数の異種混在ソースから収集・統合したデータに基づいて意思決定を強化できるとSybaseは説明している。
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