スターリングコマース、Sterling Integrator 4.1Jをリリース

米AT&T社の子会社であるSterling Commerceの日本法人、スターリングコマースは6月22日、主力製品の1つであるB2Bコラボレーションソフトウェア「Sterling Integrator 4.1J」の出荷を開始したと発表した。

» 2006年06月22日 21時45分 公開
[ITmedia]

 米AT&T社の子会社であるSterling Commerceの日本法人、スターリングコマースは6月22日、主力製品の1つであるB2Bコラボレーションソフトウェア「Sterling Integrator 4.1J」の出荷を開始したと発表した。

 新製品は、容量、フォーマット、プロトコルにかかわらず、ファイルおよびトランザクションの双方を管理する統合B2Bプラットフォーム。ファイル転送にかかわる一連のビジネスプロセスにビジネスルールを適用することにより、セキュアなデータ転送、集中管理、エンド・ツー・エンドのモニタリングと管理を行う。

 同製品では、従来のB2B、EAI、BPMなどの機能に加え、ファイル転送処理機能を強化し、複数企業を跨った取引先や顧客とのファイルベースの情報交換を容易にしている。また、ファイル転送を含めたビジネスプロセス全体の設計、導入、管理を支援し、より高いレベルのカスタマー・サービスを提供できるとしている。

 ファイル転送に関連する主な強化機能としては、取引先ネットワークを急速拡大できる充実したコミュニティー管理機能、ファイル転送部分だけでなく、重要なビジネスプロセスのエンド・ツー・エンドでの可視化と管理を実現するプロセス・アラインメント、転送プロセスのあらゆる時点における不正アクセスから保護するセキュリティ機能(高度認証、暗号化、ペリメータセキュリティなど)などが挙げられる。

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