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» 2006年07月03日 00時00分 公開

あなたの会社の物理セキュリティは大丈夫か?:効果的・効率的な遠隔監視を実現せよ 物理セキュリティマネジメントシステム「Webvisor III」

情報セキュリティの日進月歩の影で見落とされがちなのが物理セキュリティ。しかし、実は両者は補完し合う存在だ。より高度な情報セキュリティのためには、それに見合った物理セキュリティの実現が欠かせない。今回は日立電子サービス株式会社が提供する物理セキュリティマネジメントシステム「Webvisor III」 についてお話を伺った。

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物理セキュリティ管理は情報系より困難

photo 日立電子サービス株式会社
サービス事業本部 プラットフォームインテグレーション事業部 ネットワークシステム部 事業推進グループ 主任技師 佐藤努氏

 ITの世界でセキュリティと言えば、いわゆる情報セキュリティの話題が中心になりがちだ。しかし、本来はそれに限ったものではない。例えば、サーバー室に誰が入って何をしているのか、端末を誰がどのように操作しているのか、という情報はコンピュータだけで把握できるものではない。人の目による監視を含めた物理セキュリティの管理も重要だ。

 しかし、厳重な物理セキュリティの実現には、膨大な人件費が必要になる。また、実効性の問題もある。例えば、金融機関のATMはさまざまな場所に設置されているが、これらを人が巡回しているだけでは監視が手薄になりがちだ。ある意味で、物理セキュリティは情報セキュリティよりも困難だと言えよう。

 人件費を抑えつつ物理セキュリティを高めるには、遠隔監視システムを用いて集中監視を行うのが効果的だ。日立電子サービス株式会社の物理セキュリティマネジメントシステム「Webvisor III」は、多様な物理セキュリティシステムに対応し、IPネットワークを使った総合的な遠隔監視を実現するソリューション体系である。

 日立電子サービス ネットワークシステム部 事業推進グループ 主任技師の佐藤努氏によれば、Webvisor シリーズは、もともとサーバー室内のラック監視用ソリューションとして発表したという。

 「サーバーラック内の温度、湿度、電源電圧などの監視に加え、カメラによるサーバー室の監視も遠隔で行うシステムとして誕生しました。遠隔カメラ監視システムでは専用ネットワークを使うのが一般的ですが、Webvisor では汎用のIPネットワークを用いているため、機能の拡充が容易で、また監視用ネットワークを他の用途にも使えるようになっているのが特長です」(佐藤氏)

IPネットワーク利用の遠隔監視ソリューション

 その後、IPネットワークを用いたハードウェアやソフトウェアが登場し、同社では物理セキュリティマネジメントシステムWebvisor としてそれらを統合、ソリューション体系を拡大していった。例えば、ICカードや指紋認証、指静脈認証といった認証手段と電気錠を組み合わせることで、サーバー室などの入退室管理を実現する。

photo 日立電子サービス株式会社
サービス事業本部 プラットフォームインテグレーション事業部 ネットワークシステム部 事業推進グループ 技師 美能薫氏

 「さらに、カメラ監視と組み合わせることで、共連れ入室を防ぐことができます。ラックにも電気錠を取り付け、不正な作業が行われていないかどうか管理者がリモートでカメラ画像を監視しつつ、機器へのアクセスを許可することが可能になっています。このように、すべてリモートで監視することにより、外部からの侵入だけでなく、内部の犯行も防ぐことができる一連の物理セキュリティシステムとなっているのです」(佐藤氏)

 Webvisor は、複数の監視対象をセンターから一元的に遠隔監視できるようにする。これは、人件費削減だけでなく、セキュリティ向上にもつながる。

 「例えば、過去には重機でATMごと持ち去るような窃盗事件がありました。監視カメラの画像を監視センターのサーバーに転送して蓄積しておけば、たとえそのような場合でも後から画像を確認できます。さらに、設置店舗などに監視システムの管理負担をかけることがない、という点も重要です。遠隔監視ならテープ交換などの手間もかかりません。極端な話、電源さえ提供していただければいいのです」と、同社ネットワークシステム部 事業推進グループ 技師の美能薫氏は説明する。


新たな脅威に対応した「Webvisor III」

 2006年1月、同社は「Webvisor III」をリリースした。さらに数多くの機能を盛り込み、より幅広い脅威に対応できるようになっている。

 新機能の中でも、特筆すべきは、無線カメラを検知する機能を備えた「盗撮カメラ検知システム」だろう。

 「センサーによって無線カメラの信号をキャッチし、そのカメラが撮っている画像をセンターに通報できるようになっています。画像をもとに盗撮カメラかどうかを判別できるので誤検出を減らせますし、盗撮カメラの設置場所を推測するのにも役立ちます。また、同時にその画像そのものを証拠としてセンターに蓄積しておくことが可能です」(佐藤氏)

 その他の新機能としては、人物の動きを検知して自動追尾などを可能にする「画像認識・監視機能」もある。また、VoIP技術を用いた「音声双方向通信機能」は、音声による威嚇効果が期待できるほか、セキュリティ用ネットワークをATM利用者のサポートなどに有効活用できる。

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回線から運用・保守までワンストップで提供

 Webvisor シリーズの導入実績は、2006年3月時点で300ユーザー2200システムにのぼるという。ユーザーの内訳は、金融系が最も多く、次いで自治体や公共団体などだ。

 「病院でも、電子カルテの導入によってサーバー室が必要になる時代です。そのサーバー室のセキュリティをどうするかといった課題に直面し、Webvisor を導入されているケースがあります。また、流通業のお客様でもWebvisor をお使いになっている例があります。強固な物理セキュリティを施して積極的に顧客を守ることは、安全という付加価値にもなるのではないでしょうか」と佐藤氏は言う。

 日本でも、ATMを狙った「重機による窃盗」「無線カメラによる盗撮」といった犯罪が増えてきたように、物理セキュリティの必要性が高まってきているのは間違いない。法律としても、多くの企業では個人情報保護法に続き、日本版SOX法への対応が求められてくる。

 もともと情報システムの保守業務を手掛けてきた同社が、Webvisor III を通じてユーザーに提供しようとしているのは、さまざまな物理セキュリティのニーズに対応する「ソリューション」だ。美能氏は次のように言う。

 「『日立ソリューションサポートセンタ』では、Webvisor のシステム稼働状況などを、お客様に代わって24時間365日の体制で監視できます。カメラ画像の監視はお客様ご自身で行っていただく必要がありますが、システム自体がきちんと機能しているかどうかの監視は、我々の得意とするところです。そして、もしシステムにトラブルがあれば、全国に展開したサービス拠点から迅速にサポートできます。また、弊社ではネットワークインテグレーション事業を手掛けていますから、物理セキュリティのネットワークインフラもワンストップでご提供しています」

お問い合わせ先
日立電子サービス株式会社

Tel:03-5441-9486(ネットワークシステム部)
e-Mail:sato@hitachi-densa.co.jp、minou@hitachi-densa.co.jp


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