特集
» 2006年07月11日 08時00分 公開

備えは万全? サーバの災害対策:第2回:ディスク/データ保護のための対策を考えよう (1/4)

今回は、前回の電源環境に続いて、ハードディスクなどのストレージ環境の災害について考えてみよう。ストレージの災害というと、まず思いつくのはハードディスクの故障だが、それ以外にもデータの持ち出し(情報漏洩)などに関しても見てみよう。

[高橋隆雄, 松井一朗,ITmedia]

Check Point 4:サーバは固定されているか?

 フロアスタンドタイプのサーバの場合、床に置いてあるだけというケースが多い。これは論外で、大きな地震の際には危険である。床に固定されているのが望ましいが、現実には、大きな地震ではサーバだけがしっかり固定されていても、ほかのものが飛んでくる、といったケースがある。従って、フロアスタンドでオフィスに設置しているサーバでは十分な対策は難しいと言えるだろう。ただし、サーバは固定しておくにこしたことはない。特にキャスター付きマシンでは要注意だ。

 ラックマウントタイプをオフィスに設置している場合、ラックに搭載しているからと安心してはいけない。ラックそのものが移動、あるいは転倒する危険性があることも考慮に入れておくべきだ。ラックは、床に完全に固定しておく。これは、サーバルームやデータセンターでも同じである。ラックを完全に固定していないケースも見受けられるので注意が必要だ。ラックという大きな物が目の前にあると、これは移動しないだろうと安心しがちである。データセンターを選択する際にマシンルームをチェックし、ラックが十分固定されているかを確認することもポイントである。

 ただし、固定されてはいなくとも十分なケースもある。例えば転倒防止用の「足」が設けられていたり、あるいはラックそのものの重量で十分に床に押し付けられていたりする場合だ。またデータセンターの担当者が、このセンターは震度いくつ程度までなら耐えられますと明確に答えられるようならば、まずは安心できる。逆に、明確に答えられないデータセンターは、“悪い”データセンターということになる。

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