今回のリリースでCosminexusは、数々のEAI事例にもとづくSIノウハウを最新のアーキテクチャと融合させたサービスインテグレーション基盤となる。BPEL標準を実装したエンタープライズサービスバスの特長を紹介する。
Cosminexus Version7で追加されたサービスプラットフォーム(図2)は、エンタープライズサービスバス(ESB)に加え、強力なBPELエンジンを搭載したサービスインテグレーション基盤である。ビジネスプロセスのフローをアプリケーションの外に出すことにより可視化し、変更に対する柔軟性を高めるBPELは、SOAを実現するための重要な要素である。また、ESBは、Webアプリケーションやデータベースを始めとし、既存のサーバアプリケーションやメインフレームアプリケーション、さらには帳票ベースの電子ワークフローやコラボレーション、ERPパッケージに至るまでさまざまなソリューションとのスムーズな連携を提供する。
Cosminexus Version 7におけるサービスインテグレーション基盤の主な機能は以下のとおりである。
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