パッケージソフトのように一度に大量出荷される製品に不具合があった場合、ソフトウェア開発会社の被害は計り知れない。当然、開発中の品質管理は非常に重要な作業となる。ソフトウェア開発段階でさまざまなプログラム動作検証を可能にする、ソフトウェア開発者のための品質テストツールを紹介する。
ソフトウェアにバグはつきものである。自社内でのみ使われるアプリケーションであれば被害は限定的だが、大量販売されるパッケージソフトではそうはいかない。場合によっては損害補償問題にまで発展しかねない。このためパッケージソフトベンダーでは、不具合を減らすためにあらゆる対策を取っている。
業務用パッケージソフトの大手ベンダーであるオービックビジネスコンサルタントでは、.NETアプリケーションのパフォーマンスの低下や不具合を確実に検出してくれるツールを探していた。そこで導入されたのが、日本コンピュウェアの.NETアプリケーション開発支援ツールである「DevPartner Studio Professional Edition」だ。
DevPartner Studio Professional Editionには、静的ソースコード解析、パフォーマンス分析、メモリ分析、カバレッジ分析、実行時エラー検出など、多彩な機能が搭載されている。また、不具合の発生個所をグラフィカルに表示してくれるため、プログラムの修正も容易になり、開発生産性も向上する。
ここでは、DevPartner Studio Professional Editionの導入経緯と効果などについて紹介する。
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