オープンソースのウイルス対策ツールキットClamAVが深刻な脆弱性に対処した0.88.5をリリース。0.90のリリース候補も同時公開された。
オープンソースのUNIX向けウイルス対策ツールキットClamAVで、複数の脆弱性を修正したバージョン0.88.5がリリースされた。
SANS Internet Storm CenterとClamAVのサイトに掲載された情報によれば、0.88.5ではPEファイルとCHMヘルプファイルの処理に関連したバグフィックスを提供。PE処理関連の問題は深刻なリスクを伴うため、できるだけ早期のアップデートが望ましいと勧告している。
これとは別に、ClamAV 0.90の初のリリース候補となる0.90rc1.1も10月16日に公開された。0.9xでは検出率とパフォーマンスに関連した多数の機能強化が盛り込まれているという。
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