IMや電子メール中のリンクの危険度を表示、マカフィーが製品版「SiteAdvisor」

マカフィーは、IMや電子メールに含まれるリンクの危険度を表示し、ユーザーに注意を促すセキュリティ製品「McAfee SiteAdvisor Plus」を発表した。

» 2007年03月28日 10時40分 公開
[ITmedia]

 マカフィーは3月27日、アクセス先のWebサイトの安全性を表示し、ユーザーに注意を促す無償のセキュリティツール「McAfee SiteAdvisor」の機能を拡張した製品版「McAfee SiteAdvisor Plus」を発表した。

 McAfee SiteAdvisorは、Webサイトがスパイウェアやアドウェアを含んでいないか、また詐欺やフィッシングサイトではないかといったチェックを行い、その結果を元に色分けした警告を表示するセキュリティツール。GoogleやYahoo!といった主要な検索サイトで、検索結果の隣に安全性/危険度評価を表示する。

 製品版のMcAfee SiteAdvisor Plusでは、さらに、電子メールやインスタントメッセージング(IM)に含まれるリンクについても、同様に安全性確認を行えるようになった。ユーザーに送られてきたリンクを確認し、危険なものを警告することで、悪意あるソフトウェアや詐欺サイトによる被害を未然に防ぐ。また、フィッシング詐欺の検出機能も強化されているという。

 対応するソフトウェアは、IMではYahoo! Messenger、Windows Live Messenger(MSM)、Google Talk。電子メールはOutlook、Outlook Expressのほか、Gmail、Yahoo! Mail、Microsoft Live Mail(Hotmail)といったWebメールをサポートしている。価格は2480円で。同社オンラインストアを通じて販売を開始している。

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