ボーランドは、データベース製品「InterBase」シリーズにおいて、管理機能を向上させた新バージョン「InterBase 2007日本語版」を発表した。
ボーランドは、データベース製品「InterBase」シリーズの新バージョン「InterBase 2007日本語版」を発表し、本日より出荷を開始した。
同製品では、Windows Vistaに対応しているほか、ジャーナリングによるデータベースリカバリ、インクリメンタルバックアップなど、管理面の機能が強化されている。
容易なインストールと設定作業、自動障害回復機能やセルフチューニング機能などが特徴で、専任のデータベース管理者を必要としないメンテナンス性を持っているという。わずかなメモリ・ディスクスペースで実行することができ、パッケージアプリケーションや中小規模システム向けのアプリケーションに適しているとのことだ。
また、開発面でも、Delphi、C++Builder、JBuilderなどの開発ツールからの利用や、Java(JDBC)、ODBCによる接続もサポートし、幅広いニーズに応えるという。
今回リリースされたのは、リモートアクセス対応の「InterBase 2007 Server Edition」、スタンドアロン環境に適した「InterBase 2007 Desktop Edition」、開発用の「InterBase 2007 Developer Edition」の3種。なお、Developer Editionは、同社の開発ツール部門CodeGearのWebサイトからダウンロードが可能だ。
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