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» 2007年04月26日 07時00分 公開

オラクルDBの新潮流:えっ!こんなところにオラクルが?生活に密着した身近なシーンで活躍するOracle DB (1/2)

Oracle Databaseと言えば、基幹業務アプリケーションのようなエンタープライズシステムに利用されているというイメージが非常に強い。しかし実は、私たちの生活に密着した身近なシステムでも大活躍しているのだ。

[ITmedia]

このコンテンツは、オンライン・ムック「オラクルデータベースの新潮流」のコンテンツです。関連する記事はこちらでご覧になれます。


地球環境に優しいデータベース

 オラクルが現在、パートナー各社とともに積極的に取り組んでいるのが、Oracle Databaseをシステム基盤として採用したRFID(Radio Frequency Identification)ソリューションだ。

 RFIDは、ICタグにさまざまな情報を記録し、その情報を無線で読み書きする技術。すでに研究段階から実用段階に入っており、商品や製品の流れをトレースするような分野、たとえば食品の生産・流通の追跡、製造現場の生産ライン、トラック輸送の物流管理といった事例が実用化されている。

 オラクルは、このRFIDソリューションに積極的に取り組む企業の1社であり、ICチップを製造するデバイスベンダー、リーダー/ライターを製造する無線通信機器ベンダー、システムの設計・開発を担当するSIerなどと協業し、主にバックエンドのシステム構築基盤を実現するミドルウェア(Oracle Sensor Edge Serverなど)やデータベースを提供している。

 日本オラクルがパートナーと協業して構築した代表的なRFIDの事例としては、運輸業界におけるトラックの物流管理システムが挙げられる。これは、荷物の輸送や保管の際に利用されるプラスチック製のパレットに無線ICタグを取り付け、商品がパレットに乗せられて出荷されてから、物流ポイントを通過して納品され、空パレットが回収されるまでをトレースするというシステムだ。このシステムでは、トラックの位置や通過時刻を記録、管理することで、パレットの状態を正確に可視化し、物流効率を高めることができる。その最終的な目的は、トラックの回収ルートを最適化することでトラックの走行距離を削減し、CO2排出量を減らしたり、トラックの寿命を延ばしたりすることにある。つまり、物流システムの改良に威力を発揮する「地球環境に優しい」ソリューションなのだ。

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