富士通ソフトウェアテクノロジーズ、静的解析ツールの新バージョンを発売

富士通ソフトウェアテクノロジーズは、C/C++ソースプログラム向け静的解析ツールの新バージョン「PGRelief 2007」を発売した。

» 2007年05月09日 18時08分 公開
[ITmedia]

 富士通ソフトウェアテクノロジーズは、C/C++ソースプログラム向け静的解析ツールの新バージョン「PGRelief 2007」を発売した。Linuxサポート、.NET対応(2002、2003)などの機能が追加された。

 最新版では解析エンジンの強化を図るとともに、品質管理者や開発担当者に向けた解析結果の「見える化」が図られている。構成管理ツールに登録されたソースプログラムを「PGRelief 2007」が一括解析し、解析結果をWebブラウザでプロジェクト全体に公開できる。

 また、ソースプログラムに対する指摘メッセージの確認を効率化すべく、指摘メッセージビューアによりメッセージを確認し、分類・対処結果を記録できるようになった。これにより、「PGRelief 2007」導入以前に作成したソースプログラムに対する指摘を無効にしたり、メッセージを対処未/済みに分類・登録することで、ソース修正後、再解析の確認作業を効率化できる。この指摘メッセージは新たに21個追加されているほか、独自に定義した変数や関数の命名規約に基づいた解析も可能。

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