ライフボートは、ストレージに対するアクセス制限とログ収集によって情報流出を防ぐ「AccessBlocker EX Version 3.0 with EagleEyeOS」を発表した。
ライフボートは5月21日、ストレージに対するアクセス制限とログ収集によって情報流出を防ぐセキュリティツール「AccessBlocker EX Version 3.0 with EagleEyeOS」と、そのエントリー版「AccessBlocker Version 3.0 with EagleEyeOS」を発表した。
AccessBlockerは、ハンガリーのEagleEye OS Commercial and Service Providerが開発したセキュリティ製品。ファイルシステムやHDD、FDD、CDやDVDといったドライブへのアクセスをカーネルレベルでコントロールし、ファイルのコピーや閲覧を制限することで、機密情報や個人情報の漏えいを防ぐ。また、フォルダ単位で特定のプロセスからのアクセスを制御したり、外部接続デバイスの利用を制限することも可能だ。
ポリシーに反する行為が発生した際、当該端末のスクリーンショットを保存したり、指定された宛先に警告をメールで送信する機能を備えている。また、あらかじめ指定したストレジやデバイスに関するイベントをログとして記録し、メールで送付することも可能だ。
上位製品のAccessBlocker EX Version 3.0ではさらに、ドライブやフォルダ、ファイルを「隔離」領域に指定することができる。この場合、アクセスを許されたユーザーであっても、隔離領域の外にデータを送信したり、コピーや印刷といった操作を行えないよう設定することが可能だ。また、複数のコンピュータで利用することを想定し、設定内容を遠隔操作するリモート接続機能もサポートされる。
1ライセンス当たりの価格は、AccessBlocker Version 3.0が1万5540円、AccessBlocker EX Version 3.0は2万1000円。6月22日より、SOHOや中規模以下のネットワーク向けに販売を開始する。
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