本連載も折り返しとなる5回目を迎えました。プロジェクトの開始時には、実際の開発を始める前にやっておくべきことがいろいろと発生します。今回は、前回登録したタスクを片付けていくことにします。
プロジェクトの開始時には、実際の開発を始める前にやっておくべきことがいろいろと発生します。前回は、そうした“やるべきこと”をタスクとして登録する方法を紹介しました。今回は、前回登録したタスクを片付けていくことにします。
前回登録したタスクは、以下の4つです。
まずは、プロジェクトを開始したことをニュースにしてみましょう。「プロジェクトをはじめました」ということを書くだけでも「ああ、自分のプロジェクトなんだー」という感慨にふけることができるというメリット(?)があります。
sf.jpには、各プロジェクトごとに、ニュースシステムを用意しています。登録したニュースには、それぞれ掲示板(フォーラム)が設置され、ニュースに関する議論もできるようになっています。プロジェクトに重要な変更があったときなどは、ニュースで告知するようにしましょう。プロジェクトのことを知ってもらうことも、オープンソースプロジェクトでは重要なことです。ニュースはsf.jpの管理者に通知され、sf.jpの管理者が大きなニュースだと判断すれば、トップページにも掲載されます。
ニュースを作成するときは、プロジェクトメニューから「ニュース」を選択します。すでにニュースを作成している場合は、ここでニュースの一覧を確認できます(最初はニュースがないので、何も表示されません)。新規投稿は、プロジェクトメニューの「ニュース」の下に「新規登録」が表示されていると思いますので、これを選択します。すると、画面1のようなニュースの投稿画面が表示されます。
ここで、ニュースの題名と本文を入力しましょう。HTMLで記述することはできませんので、プレーンテキストで書いてください。http://で始まるURLは、自動的にリンクが張られます。SourceForge.jpのトップページへの掲載を依頼したいニュースの場合は、「サイトニュースへの掲載を依頼しますか?」のチェックボックスにチェックを入れておきましょう。これはあくまでも依頼であり、SourceForge.jpの管理者がニュースの重要度や面白さを考慮して、トップページへの掲載を行うか否かを判断します。書き終わったら「投稿」をクリックします。これでニュースが登録されました。
プロジェクトページに戻ると、先ほど登録したニュースが表示されているのが分かります(画面2)。
きちんと表示されていることを確認したら、タスクをCloseしましょう。「タスク」から「プロジェクト管理」サブプロジェクトを選び、「プロジェクト開始ニュースの作成」タスクを選択します。すると、タスクの修正画面になりますので、「進捗率」を「100%」に、「状態」を「Closed」に変更し、「変更を反映」をクリックします。これでタスクがCloseし、終了したことになりました。
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