アクアシステムズ、Oracle DBのレポーティングサービスを発表

アクアシステムズは、Oracle DBの診断および監査を行うレポーティングサービスを2007年7月3日より販売開始する。

» 2007年07月02日 18時52分 公開
[ITmedia]

アクアシステムズは、同社が提供しているOracleチューニング&監視ツール「Performance Analyzer 4」の性能ログを分析し、診断したレポートを作成する「診断レポーティングサービス」と、同Oracle監査ツール「AuditMaster」の監査ログを分析し、レポートを作成する「監査レポーティングサービス」を2007年7月3日より販売開始することを発表した。

 このソリューションを利用することで、自社にDBスペシャリストを抱えることなく、Oracleデータベースの性能分析や監査診断を定常的に運用でき、Oracleデータベースの高度な管理を安価に実現することができる。

 Performance Analyzer 4(PA4)は、Oracleデータベースの性能分析、SQLチューニング、監視などを支援するツール。今回の診断レポーティングサービスは、PA4で採取した性能ログから診断レポートを定期的に提出するユーザー向けサービスとなる。「性能劣化がないかどうか、またはハード増強の時期が迫っているかどうかなどを判断するための定量的な報告書」などに利用できるとしている。

 AuditMaster(AM)は、Oracleデータベースの標準監査機能に準拠したDB監査ツール。監査レポーティングサービスは、AMで採取した監査ログから監査レポートを定期的に提出するソリューションとなる。「不正操作(特に成りすましログイン)がないかどうかをDBユーザー自身にログオン履歴を定期的にチェックさせる」などに利用できる。

 同社はこのサービスを支える基盤技術として、顧客との機密性の高い大容量のデータの送受信を安全かつ効率的に行うため、トライポッドワークスの大容量ファイル転送サーバ「GIGAPOD OFFICEHARD」を採用した。メールサーバーや外部の第三者サーバーを経由せず、暗号化された状態で電子ファイルを直接やり取りすることになり、インターネット上でセキュアな大容量ファイルの受け渡しを実現したという。

 「診断レポーティングサービス」、「監査レポーティングサービス」 は、パートナーやIDC、ASPベンダー向けにそれぞれ初年度50セットの販売を目標とする。価格は「診断レポーティングサービス」が31万5000円(税込)/回(年4回提出の場合)、「監査レポーティングサービス」が10万5000円(税込)/回(年12回提出の場合)。

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