JavaアプリケーションのIDE(統合開発環境)として知られるボーランドのJBuilder。Vistaを始め、Linux、Mac OS Xに対応した。
ボーランド、CodeGear事業本部は7月5日、マルチプラットフォーム対応を目的とした「JBuilder 2007 日本語版」の発表を行った。同日に販売開始。
今回のリリースでは、Windows Vistaを始め、Linux、Mac OS X版が用意され、それぞれの環境で同等のIDE(統合開発環境)が実現される。
JBuilder 2007は、Eclipseプラットフォームを利用した統合開発環境であり、従来までのRAD機能を共存させて商用ならではの付加価値を付け加えている。Eclipse、JBuilder、両方のユーザーに応えられるアプリケーション開発環境を提供するという。
なお、今回発表されたマルチプラットフォーム対応を機に、エディション構成に変更が加えられた。無償の「JBuilder 2007 Turbo Edition」、標準機能をセットした「JBuilder 2007 Edition」(8万4000円)、チーム開発について機能拡張が行われた「JBuilder 2007 Enterprise Edition」(21万円)がラインアップとなっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.