アラジン、メールとWebに特化した中堅企業向けコンテンツゲートウェイ

アラジンジャパンは、中堅企業を対象にメール/Webコンテンツゲートウェイアプライアンスを販売する。

» 2007年07月06日 19時35分 公開
[ITmedia]

 アラジンジャパンは、中堅企業を対象にアプライアンス型のメール/Webコンテンツゲートウェイ装置「eSafe Hellgate Appliance HG-100」および「同HG-200」を7月17日より販売開始する。

画像 eSafe Hellgate Appliance。バイパス機能により、装置がダウンした場合もトラフィックを継続的に転送できる

 eSafe Hellgate Applianceは、イスラエルのアラジン・ナレッジ・システムズが開発した、メールセキュリティとWebセキュリティの対策に特化したゲートウェイアプライアンス。アンチスパム/アンチウイルスやURLフィルタリングといったコンテンツセキュリティ機能を提供する。

 特徴は、データスキャンに独自の「NitroInspection」技術を採用した点。NitroInspectionでは、パケット単位でスキャンを行い、最後のパケットが届いた時点でファイルを構成して一時的に保持、精査してマルウェアなどが含まれている場合はクライアントへのパケットを破棄する。キャッシュされたファイル単位で検査するプロキシベースのコンテンツセキュリティ製品と比較して、より高速、かつ深くコンテンツを精査できるという。

 URLフィルタリングには、6000万以上のエントリを持つURLデータベースを利用する。また、IPネットワークを経由するネットワークウイルスの攻撃トラフィックやP2P、IMのような特定の通信もブロックできる。

 ユーザーが必要なセキュリティ対策機能の組み合わせで、3つのパッケージがある。アンチウイルス/アンチスパム/メールセキュリティ対策を組み合わせたMailパック、アンチウイルス/アンチスパイウェア/URLフィルタ/Webセキュリティ対策を組み合わせたWebパック、すべての対策を組み合わせたGatewayパックが提供される。それぞれで、500ユーザー以下を対象としたHG-100、あるいは2000ユーザー以下を対象としたHG-200が選べる。価格はMailパックでHG-100を選択した場合、45万9375円(税込み)から。また、GatewayパックでHG-200を選択した場合は147万6563円(税込み)から。国内の販売は加賀ソルネットが行う。

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