sf.jpでリリースを作成する前に、リリースするファイルを作っておきましょう。sf.jpのCVSで開発しているソースならば、CVSにタグをつけておき、作業用コピーのCVSディレクトリを削除して、tar+gzでアーカイブするとよいでしょう。
リリースを作成するときは、プロジェクトメニューから「リリースファイル」を選択します。それから、その下に出てくる「ファイルリリース/変更」を選択します。これで、画面1のようなファイルリリース設定ページが表示されます。
このページを見ると、プロジェクトUNIX名と同名のパッケージが存在しているのが分かります。ただし、初期状態ではステータスが「秘密」になっています。「秘密」の場合は、プロジェクト管理者とリリース責任者しか見ることができません。これは、「パッケージ」だけでなく「リリース」や「ファイル」でも同じです。リリースするときは、すべての人に見えないといけませんから、まずはパッケージのステータスを変更しましょう。
パッケージ名をクリックして、パッケージの編集ページに入ります。ここで、ステータスを「Hidden」から「Active」に変更し、「修正」をクリックします。これでステータスが「秘密」から「有効」に変わります。
それでは、リリースを新規作成しましょう。パッケージ名の下の「新規作成」を選択してリリースの作成画面を出します。そこで、以下の項目を入力します。
適当なパッケージを選択します。普通は、デフォルトで作成されるプロジェクトUNIX名と同じ名前のパッケージでよいでしょう。
通常は「Active」のままにしておきましょう。リリースの表示を一時的に止めておきたいときは、「Pending」にしておくとよいでしょう。
このリリースのバージョン(リリース名)を入力します。普通はバージョンの数字を入れることになると思いますが、リリース名にコードネームなどを利用している場合は、そのコードネームを入れるとよいでしょう。
このリリースに関しての注意点などを記述します。
以前のバージョンからどう変わったかを記述します。
リリースするためにアップロードするファイルを選択します。複数ある場合はいったんリリースを作成してから、リリースの変更でファイルを追加します。
画面2は、必要な項目を入力した状態です。入力が済んだら、「リリースの作成」をクリックします。問題なければ、ファイルがアップロードされ、リリースが作成されます。ファイルの追加など、リリースの変更をしたい場合は、リリースの編集ページでリリース名を選択し、新規作成時と同様に編集し、「リリースの更新」をクリックします。
ファイルをリリースすると、プロジェクトのページに最新版へのリンクが張られるほか、sf.jpの新規リリースページにも掲載されます。
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