逃亡したフォクすけを捕獲する「フォクすけハンティング」。午後15時30分ごろ、渋谷にていったんは捕獲に成功するも、すきを見て再度逃亡してしまった。
なんでっ……なんでっ……、という自責の念に駆られている。
われわれITmediaエンタープライズ秘密情報部(IESIS)は9月15日午後15時30分ごろ、次の出没ポイントと予測して人員を配置していたSHIBUYA BOXX & SHIBUYA @FUTURE付近で、フォクすけを発見、同じく捕獲作戦遂行中であったユーザーの協力もあり、捕獲に成功した。
捕獲当時のフォクすけは、これまでの情報で友人とされていた女性とともにユニットを結成しており、「Anything But Ordinary」というユニット名で路上ライブを決行していた。はじめての路上ライブにしては上々の仕上がりで、多くの通行人の足を止めていた。
また、携帯していると言われたフォクすけぬいぐるみはアンプの陰に潜め、捜索隊の混乱を誘うなどしていたが、ニョキッと伸びるしっぽを発見したことが捕獲の決め手となった。
捕獲後、それを迅速に報告すべく、フォクすけとともにベルサール九段へと移動した。ベルサール九段には特設スタジオが設置され、「Mozilla 24」にかんするさまざまな情報をライブで発信している「まるごとMozilla 24中継チャンネル」があり、そこを利用すれば多くのユーザーに報告できると考えたためだ。
なお、ベルサール九段へ移動する際、フォクすけは「MAIKA」と、もう1人の女性は「RINA」と名乗った。それぞれ19歳、17歳であるということも判明した。
ちょうどそのころ、まるごとMozilla 24中継チャンネルでは、記者も出演し、捕獲の一報を伝えていたが、18時前にフォクすけ一向が到着。多くのユーザーに元気な様子を見せた。ベルサール九段には多くのデベロッパーが集まっていたが、ここでも1曲披露するなど、終始落ち着いた感じで、場はすっかり大団円の様相を呈していた。これはストリーミング配信されていたので、目にした方も多いだろう。
しかし、番組終了後、記者がJavaScriptプログラマーの非営利団体「Shibuya.JS」よる「出張 Shibuya.js 24」に気を取られているすきに、それまでわたしたちに従順な態度を取っていたフォクすけが一変、われわれの下から逃亡、再び夕暮れの九段へと消えてしまった。それまでの態度は再び逃亡するための策略だったのだ。そこで冒頭の言葉へとつながる。
以下の映像は、ベルサール九段の外で待機していたIESISが撮影したもの。一度はベルサール九段の中に再度入ったものの、IESISが後を追って中にはいると、すでに煙のように消えてしまっていた。
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ベルサール九段から姿を消す直前のフォクすけ。取り逃がすという失態は大きいが、名前や顔が性格に把握できたことは幸いか (このムービーをご利用いただくにはFLASHプラグイン(バージョン8以上)が必要です。 |
一度は捕獲したフォクすけを再び取り逃がしてしまうという失態に報いるすべは1つ、これまで以上に密な情報を提供し、確実に捕獲することだけだろう。われわれも再度捕獲できるよう、職を賭して取り組むつもりだ。
開始から8時間。時間はまだ十分にある。捕獲作戦は継続する。なお、フォクすけが出没すると思われる地域など、これまでに判明している情報については、以下の記事を参考にしてほしい。
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