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» 2007年11月13日 08時54分 公開

オルタナブログ通信:報道メディアは“中立”なのか――ブロガーの見解 (1/2)

進化するケータイは、いったいどこへと向かうのか。会社更生法の適用を受けるNOVAの今後は? これらを伝える報道メディアの中立性とは――オルタナティブ・ブロガーは、ITの時事ネタから、「頑張れ」など日本語の使い方に至るまで、独自の視点から発信していく。

[森川拓男,ITmedia]

“頑張る”ということ

 150組近いオルタナティブ・ブロガーが、ITにまつわる話題などを日々、独自の視点から発信しているビジネス・ブログメディアが「オルタナティブ・ブログ」である。

 オルタナティブ・ブログでは、各ブロガーが着目したテーマについて書くため、さまざまな話題が投稿されているが、中にはブロガーが書いたテーマから発展し、複数のブロガーが関連する投稿を行う場合もある。これはオルタナティブ・ブログにとどまらずブログの特性からも自然なものと言えるかもしれない。

 北添裕己氏「トラパパ@TORAPAPA」頑張っているのは貴方だけではありません。というエントリーから、「頑張る」というテーマについて、オルタナティブ・ブロガーの話題が広がった。

 大里真理子氏「マリコ駆ける!」頑張っている人大好きです!でもプロには成果を求めている、小林啓倫氏「シロクマ日報」「失敗しましたが、頑張ったことは認めて下さい」、山口陽平氏「一般システムエンジニアの刻苦勉励」頑張ったけど成果が出なかったなどといった具合である。

 いずれも、「頑張る」という言葉をビジネスベースで用いた場合について、それぞれの見解を示している。さらに読者のコメントを通じて意見交換が行われている点に注目したい。ぜひ、それぞれのエントリーを読んでいただきたいと思う。そして、「頑張る」という言葉について考えてみるとよいだろう。

久しぶりの上昇傾向に

 ITmediaのビジネス・ブログメディア「オルタナティブ・ブログ」には、先述したように150組近いオルタナティブ・ブロガーが集うことから、膨大な数のエントリーが日々投稿されている。その中から、幾つかをピックアップし、読者にナビゲーションする目的で連載しているのが、この「オルタナブログ通信」である。読者が「オルタナティブ・ブログ」を読む際の参考にしていただければ幸いだ。

 今回は、10月25日〜10月31日に投稿された200を超えるエントリーの中から、筆者の視点で幾つかのキーワードをチョイスし、取り上げさせていただいた。そのキーワードは、冒頭で触れた「頑張る」のほか、「読書週間」「ケータイ」「NOVA」、そして「メディアの中立性」といったものだ。

10月25日〜10月31日を最新としたオルタナティブ・ブログのステータス

 まずは例によって、10月25日〜10月31日を「10月4週」とした過去8週間分のデータグラフを見てほしい。オルタナティブ・ブログの「見える化(可視化)」である。

 この週は、ここ最近徐々に下降ペースだったものが、一気に上昇傾向になったのが特徴だ。全体的に上向いているだけでなく、全体の投稿数は1カ月ぶりに200の大台を超えた。やはり、冒頭で触れたような1つのテーマで複数のブロガーが書くようなものがあると、盛り上がってくるのだろうか。今後の動向にも注目したい。

 ここで、10月22日〜10月29日の週間アクセスランキングから幾つか紹介するとしよう。

 今回も、ITと無関係のネタが多くベスト10内に入ったことが気になった。

 1位は、「あなたの元気を吸い取るもの7つ」(発想七日!)。意外と、ある事象について数値を出して紹介、考察するといったものが、興味を持たれやすい気がする。やはり、具体化した数値が見出しにあることが、読者の興味を呼び込むのだろうか。

 2位はITに少し関連がある「「初音ミクの憤慨」でTBSが謝罪していなかった件」(CloseBox and OpenPod)がランクインしたが、やはり興味はワイドショー的な部分だろうか。4位に入った「赤福がなければ御福餅を食べればいいじゃない」(一般システムエンジニアの刻苦勉励)も、同じくワイドショー感覚だろう。ちなみに、このランキング集計後に御福餅の製造日偽装が発覚しているため、次週がどのようになるかが気になるところだ(11月9日現在、ランキングを公開中)。

 それでは今週のオルタナティブ・ブログで投稿された話題を幾つか紹介していこう。

読書週間に改めて本を考える

 毎年10月27日〜11月9日は、「読書週間」として読書を推進する行事が、各地で行われた。

 中でも規模が大きく有名なのが、10月27日〜11月1日に、東京・神田神保町で開催された「神田古本まつり」だろうか。今年で48回を数える歴史あるイベントだ。かくいう筆者も、このイベントに足を運んだ。古書店街とはいえ、やはり古本まつりの期間は雰囲気が変わる。この雰囲気を味わうだけでも行く価値があというものだ。

 オルタナティブ・ブロガーにも、筆者と似たタイプの人がいた。高橋徹氏だ。「代替案のある生活」本がなくては、生きてゆけないは、正にうなずくところばかりだったが、それは逆に、困ったところでもある。

 すると今度は、上田修子氏「実践!SixDegree」読まずに60日過ぎた本は処分しようというエントリーが気になった。コレはまた、なかなかユニークな方法かもしれない。買ったものの積ん読になってしまう本も少なくはないのだから。ただし、筆者のようなタイプは本を読むことだけでなく、本に囲まれていることに幸せを感じるところもあるので、どこまでできるか不透明であるが、一部整理をしてみるのもよいかもしれないと感じた。

ケータイはどこへ向かうのか?

 「携帯電話」が電話機として単機能ではなくなり、複合機能を持った進化が久しい。次々に新機種が発売され、買ったばかりのケータイが古くなってしまう間隔が短くなったような気がしてしまうくらいだ。

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