特集
» 2007年12月25日 07時00分 公開

開発段階に立ち戻ろう:そのアプリケーションは、グリーン化を前提に記述されているか (1/2)

「グリーンIT」への取り組みは、確実に注目を集めつつある。真のグリーン化を目指すには、何を心がけるべきか。

[Tom Kaneshige,TechTarget]

このコンテンツは、オンライン・ムック「サーバ祭2007」のコンテンツです。関連する記事はこちらでご覧になれます。


EPAの取り組み

 昨年末、米議会は米国環境保護庁(U.S.Environmental Protection Agency:EPA)に対して、データセンターのエネルギー消費について研究するよう依頼した。そしてこの夏、EPAは133ページに上る報告書「Report to Congress on Server and Data Center Energy Efficiency, Public Law 109-431」を議会に提出した。執筆したのはローレンス・バークレー国立研究所の研究者たちだ。

 報告書はガイドラインを含んでいるが、具体的な規制や法律に関する提案は盛り込まれていない。業界ウォッチャーは、EPAがデータセンターを規制する考えがないことを示しているという。EPAの次のステップは、CIOがエネルギー消費やポリシーのベンチマークに利用できる基準を開発することだ。

 報告書は、CIOがサーバの仮想化といった既存の技術や設計戦略を通して、典型的なサーバのエネルギー利用を25%以上削減できることを示唆している。またEPAは、税制上の優遇措置でベストプラクティスの普及を図ることを推奨するとともに、企業のCEOに対してエネルギー効率のアセスメントや省エネ技術の実装、データセンターのエネルギー効率に関するリポートを任意で公開させるなど、連邦政府の積極的な施策を求めている。

 EPAのエナジースター製品開発チームリーダーのアンドリュー・ファナラ氏は、「すべてのデータセンターがそうした基準に従うべきだ」と述べ、「われわれが進むべき方向は、規制強化ではなく、競争を活発化させることだ」としている。

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