JPCERTコーディネーションセンターは、年末年始の長期休暇前後に確認すべきセキュリティ対策項目を紹介した。
JPCERTコーディネーションセンターは12月25日、年末年始の長期休暇に備えたセキュリティ対策の確認事項を紹介した。対策の実施状況や緊急時の連絡体制を再確認するよう、PC利用者や企業のセキュリティ担当者などに呼びかけている。
同センターによれば、長期休暇中では特にファイル共有ソフトウェアのウイルス感染による情報漏えいが懸念されるという。以前には家族共用PCから法人組織のデータが漏えいしたケースもあり、休暇中のデータの持ち出しに細心の注意を払うよう勧めている。
長期休暇までに確認すべき以下の9項目も紹介した。
さらに同センターでは休暇後に、期間中に持ち出された機器やデータのセキュリティ状態を確認するよう進めている。また、ウイルス対策ソフトなどの定義ファイルの更新スケジュールを調節し、ネットワークの負荷を高めないようすべきともしている。
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