豊田通商は、企業が排出する産業廃棄物を一元的に把握するシステムをASPサービスとして4月から提供すると発表した。
豊田通商は1月7日、企業が排出する産業廃棄物を一元的に把握する「廃棄物・資源循環管理システム」をASPサービスとして4月から提供すると発表した。
同システムは、今まで現場単位でしか把握できなかった産業廃棄物を企業が一元的に把握できるもの。グループ企業などに管理の対象範囲を広げることも可能。産業廃棄物の処理を管理する電子マニフェストシステム「JWNET」とも連携できる。
廃棄物・資源循環管理システムでは、産業廃棄物管理票という書類を電子化して管理できるため、法令で義務となっている所轄行政への廃棄物発生の報告を効率化できる。
豊田通商は子会社を設立し、自動車関連企業向け業界ネットワークのJNXなどに提供していく。廃棄物管理のコンサルティングや業務の研修も実施する。システムの開発、運用、保守は日本IBMが担当する。
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