今度はスーパーボウル狙ったSEOポイズニング発生

Googleで「Superbowl」を検索すると、マルウェアに誘導するサイトへのリンクが表示されていた。

» 2008年01月28日 05時05分 公開
[ITmedia]

 俳優のヒース・レジャーさん死去に便乗した攻撃に続き、2週間後に迫った米NFLスーパーボウルへの関心の高まりに乗じたSEOポイズニングが発生した。

 セキュリティ企業のTrend Microが1月24日付のブログで伝えたところによれば、Googleで「Superbowl」を検索すると、マルウェアに誘導するサイトへのリンクが表示されていた。

赤丸の部分からマルウェアのダウンロードサイトに誘導される(Trend Microサイトから)

 悪質サイトはヒース・レジャーさんの訃報に便乗したSEOポイズニングと同様、ハッキングされたとみられるチェコのプロバイダーのサーバでホスティングされていた。

 Trend MicroのアナリストがCERT CZと問題のプロバイダーに連絡を取ったが、1月24日の時点で悪質コードはまだ削除されていないという。

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