日本IBM、POWER6搭載のエントリーモデルUNIXサーバを発表

日本IBMは64ビットプロセッサ「POWER6」を搭載したUNIXサーバのエントリーモデル2機種を発表した。

» 2008年01月30日 14時23分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは1月30日、64ビットプロセッサ「POWER6」を搭載したUNIXサーバのエントリーモデルとして「IBM System p 520」ならびに「IBM System p 550」の2機種を発表した。

 仮想化機能を活用でき、中堅、中小企業のシステムや大企業の部門サーバの統合に最適という。価格は77万8785円(税込み、System p 520の最小構成価格)から。2月8日より順次出荷を開始する。

p 550

 エントリーモデルで初めてPOWER6を搭載した。POWER6の特徴は4GHzを超える高いパフォーマンスと省電力性能。キロワットあたりの処理性能は従来のIBMの同等サーバに比べておよそ4割向上したという。

 同日、System pによるサーバ統合を推進する新ソフトウェア「IBM PowerVM Express」を発表した。サーバ向け仮想化ソフトウェア「PowerVM Edition」で実現される高度な仮想化機能を、中堅・中小規模のシステム向けに提供する。サーバ1台から仮想化を利用するために必要な、最低限の論理区画(LPAR)と管理機能を備える。IBM PowerVM Express」は1プロセッサあたり5040円。2月8日より出荷を開始する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ